ドラマと国語力
昨日はコンフィデンスマン.jpの映画を観てきました。
次女はドラマが大好きで、このシリーズもお気に入りです。
わたしは最近は観れるものがかなり限定的になってしまいなかなか趣味が一致しないのですが、今回は期待以上で楽しめました。
瀬戸康史くんがいろんな顔をしてくれるのが大変よかったです。
さて表題の件。
小6の次女が、二時間のストーリーを集中してしっかり理解しようとするのを見ると、この子は全然本を読まないのに言葉の力や状況把握の力、理解力や判断力をそれなりに鍛えているのだな、と思うことは日ごろからよくあります。
ドラマはわたしの十倍くらいは観ますし、ディズニーやハリーポッターなどの映画は何度も繰り返し観ますし、意外と侮れないのはYoutubeでお笑いをすごくたくさん観ていることだと思います。
いわゆる国語力をどう鍛えるか?
と考えた時に、最もシンプルなのは読書量を増やすことですよね。
うちの子たちが小さい時に意識していたのは、公文式教室のこんな標語です。
歌二百 読み聞かせ一万 賢い子
賢い子。
「賢い」にはいろいろありますが、言語力を賢さの土台とする前提がここに見えています。
言葉のシャワーは小さい時から、なんなら胎児の頃から浴びせたほうがいいとされています。
この数字は真に受けなくてもいいとは思いますが(読み聞かせ、毎晩ひとつずつしても10年たってもまだ3600ですからね)、どれくらい言葉をかけるかの目安にはなっている気がします。
でも、うちは上の子も下の子も読書好きに育てることには失敗したんですよ。。。
やっぱり読み聞かせ一万、がハードル高すぎて適当にしたのがいけなかったのでしょうか笑
特に次女は、おそらく小児遠視の影響もあり、4年生くらいまでは縦書きで文字が詰まっていると何度も同じ行を読んでしまうと言っていたので、本を読み切ることは拒否していました。
ですが冒頭に書いたように、ドラマは小さい頃から大好きです。
次女は文字で読むよりも、映像であったり、音や抑揚があるせりふのほうが圧倒的に世界を理解しやすいようなんですよね。
多動で、ちょっとでも面倒なことをやっている時はものすごく気が散るタイプでもあり偏りが大きいので、得意なインプットにも顕著に差があるんだと思われます。
どこがおもしろかった、というポイントや印象に残ったシーンを話してくれるので、とらえ方がわたしと違っているのがよくわかるのもおもしろいです。
国語や言語力は、コミュニケーションと思考の基礎なので、文字を読解するということよりも「物語」や「人間模様」への関心と広くとらえるのがいいかもしれないですね。
読書が苦手な子も、勉強ができるようになる仕掛けがあります。
学研 向陽台教室のページはこちら